自宅出産したんです!
私には一男と一女がいます。もうとっくに成人しています。
二人とも自宅出産でした。と言うと変わり者と思われるかも知れません。病院で産むのが常識ですよね。でも当時は産婦人科にはある疑惑があったのです。
これはNHKで放送されましたので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。その疑惑とは土曜日曜の出産率が極端に低くなるということです。
これは、子宮収縮剤によるバースコントロールが行われていたということです。産科の先生や看護士さんも土曜日曜は休みたいですからね。
しかし子宮収縮剤は、問題がありました。
赤ちゃんや母体の準備ができていないうちに、無理に子宮を収縮させるのでとても苦しいのです。
人間は生存のために脳を大きくするという戦略をとったわけですが、そのために産まれるときに産道を通るために頭がい骨を折りたたむというウルトラCを編み出したわけです。この時、ホルモンのやり取りで母親と赤ちゃんが情報交換していることが分かっています。
妊娠、出産は病気ではありませんから、病院で産まなくても良いのです。まあ、お医者さんの新ビジネスとして、出産ビジネスに進出したというのが経緯かと思います。以前は、お産婆さんが自宅で赤ちゃんを取り上げていたのです。
助産婦さんが経営する自然出産院や水中出産院もあるかと思います。
結局、いろいろ勉強をして助産婦さんを探すことにしました。
妊婦と赤ちゃんの健康のために
母体と赤ちゃんにとって、一番大切なことは胎盤を健康に作ることです。
胎盤は出産のためだけに作られる臓器です。一つの臓器を作らなければならないのです!
そのためには、多くの栄養が必要なのですが、特に現代人に不足しているのがミネラルなのです。例えば、ほうれん草の鉄分は昭和初期より五分の一に減っているとのこと。
そこでミネラルを補うものが必要なのですが、
こんなものを水に溶いて飲みました。(もちろん僕ではなく妻が…笑)
これは、麦飯石という石の粉です。薬石という別名があるくらいで、中国では漢方薬として扱われているそうです。中国と岐阜の山奥でしか発見されていません。
お葬式の案内に「薬石の効なく…」と書かれていることがあります。この薬石にはいろいろな解釈があって、鍼灸のことだという説があったり、薬のことだとする説があったりしますが、この麦飯石の粉も候補です。
これは、非常に多くのミネラルを含み、またそのミネラルバランスが人間にとって良いと考えられています。
さて妊娠中、これを飲み続けた結果…
助産婦さんの感想
最初の子は、助産婦さんに来てもらいました。正月の三が日だったので、助産婦さん一人でした。ベテランの助産婦さんで一種の気功をされていたようで、70歳近いお年でしたが、若々しい人でした。
正月2日から陣痛が始まりました。私は車で助産婦さんを迎えに行きました。しかし、なかなか出産は始まりませんでした。
結局、日が変わって3日の0:05に産まれました。この時、「あー!この子は3日になるのを待っていたんだなぁ」と思いました。
インドの占星術であるジョーティッシュでは、産まれた時間が分からないとき、様々な人生のイベント(結婚や出産や子供の数など)から逆算できるそうです。また、ある人が産まれた日時を知らせた時「その時刻は間違っている。その時刻には人間は産まれない。牛なら産まれるけどね。」と言われたそうです。
自分の子供が産まれるのは感動です!なにか魂が震えるような、平常では感じない感覚を思い出します。
そして、私がへその緒を切りました。実は、ビデオ撮影の準備もしていたのですが、気が動転したというか、興奮しすぎたというか…すっかり忘れていました(笑)。
子供が産まれた後に、後産と言って胎盤が出てきます。この胎盤を見た時に助産婦さんが「こんなプリプリした胎盤は見たことが無い。」と言いました。
中には、ぐちゃぐちゃで形が成していないものもあるそうです。10か月ギリギリで役目を果たしたーという胎盤もあるとのことでした。
この出来事で、人気にとってのミネラルの重要性に気づきました。ミネラルは自然療法でも重要視されています。
さて、3年後に下の女の子を家族だけで迎えたのですが、これは次回に書きたいと思います。