O型の人の脳の使い方とそのルーツ

脳の理想的な使い方とは?

人間は進化の過程で、脳の機能分離をしました。右脳と左脳と呼ばれたり、古い脳と新しい脳と呼ばれたりします。この二つの脳が協調して物事に対処したり、一致した方向で使われれば、効率も良く、楽な状態です。しかし、時々この二つの脳の意見が食い違ったり、葛藤を起こしたりします。

このような時、人間は悩んだり、不安になったり、パニックを起こしたりします。きっかけは新しい脳の使いすぎ、つまり考えすぎが原因になることが多いです。

二つの脳が協調しているときは、血液型による特徴というのはあまり出てこないです。そして、Vortexから離れて、不安や恐怖を感じているときに、脳の分離が起こると同時に血液型による特徴が出てくるのです。そこで、各血液型の特徴について、見ていきましょう。

O型の特徴

不安になった時、人間は何かに頼ろうとします。この時に、古い脳に頼るか?新しい脳に頼るか?という傾向が出てきます。そして、その依存する側の脳を自分に向けるか?社会に向けるか?という選択をします。人間は社会的動物なので、自分か社会かの選択をするようになったと思われます。このことにたいていの人は気づいていませんので、無意識に行います。

O型のひとの選択は?

古い脳(右脳)を自分自身に向けるという選択をしやすい傾向にあります。

補足しないと分かりにくいですよね。古い脳は感覚や感情です。それを自分自身に向けるというのは、「不安になった時に自分自身の存在する感覚を確かめたい」という傾向にあるということです。

そしてもう一方の脳、この場合は新しい脳(論理、仕組み)は社会に向けてのアンテナのような働きをします。社会の論理や仕組みというのは、社会の階層や構造に相当します。つまり「社会的立場や組織内での立場に敏感になる」ということです。

図にすると以下のような脳の使い方をするということです。

中立と偏り

言い換えれば、脳が協調しているときは、中立の状態にいるとも言えます。不安になった時、古い脳と新しい脳が分離し、偏った状態に陥るとも言えます。

偏った時の行動傾向としては、自分の存在感を確かめたいですから、

  1. 威張る
  2. 威嚇する
  3. 威圧する

などの行動に陥ることもあります。

また、社会的立場に敏感になりますから、

  1. 過剰な出世欲
  2. 保身
  3. 利己主義

に繋がることもあります。

一方、自分の存在感が全く示せない組織の中では、非常に消極的になり、全く目立たないように発言しなくなる傾向もあります。

O型のルーツ

アフリカから始まったとされる人間の歴史!その原初の血液型がO型と考えられます。ですから、O型は人間の原型です。そのイメージは草原に立つ一人の人間です。

一人ですので、周りに頼るものもありません。自分自身に頼るしかない…ということで、古い脳を使って、自分自身に頼るようになっていったのだと考えています。

O型の人が中立に戻る方法

O型の人は、偏った時には古い脳(感覚)を使って自分自身に依存していますから、それを解放すれば良いのです。解放の方法は、簡単で「体を動かすこと」です。ウォーキングや体操、スポーツなどを通じて比較的簡単に中立に戻っていきます。

O型の人には瞑想を勧めるよりも、単に体を動かすことを勧めた方が良いと思います。体感覚を体を動かすことに向けることによって、自然と脳のバランスがとれていきます。

一つ注意することは、O型の人は頑張りすぎる人が多いです。偏ると自分の存在感に依存するあまり、逆に感情や感覚に目を向けられないので、過剰に頑張れると言っても良いです。ですから、頑張りすぎないで誰かにペースを見てもらうということも必要になる場合があります。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事