心配することが愛情と勘違いしている親を持つあなたへ!

心配とはなにか?

「心配」とは一種の感情ですよね。しかも良い感情ではありません。感情の22段階の14番目で、当然Vortexの外です。以下参照

心配とは単なる感情の一状態なので、例えば親が子供の心配をする…と言った場合、心配を感じるのは親であって、子供ではないですよね!それなのに、なぜ親は心配を感じると子供に干渉するのでしょう?

まず心配というのはどこから来るのか考えてみましょう?一つは、未来の予測から来ていると思います。親にとって好ましくない未来が予想されるときに心配という感情を抱く…ということですね。それは、子供にとって好ましいかどうかは関係ありません。

例えば、子供がナイフ(昔は誰でも「肥後守」というナイフを持っていました。)で鉛筆を削るという文化は無くなったのでは?と思います。もっと安全に…ということが求められた結果だと思いますが、子供が何かに「トライ」することを邪魔しているのではないでしょうか?そして、自分で考える機会も奪っているかもしれません。

これは単なる例ですが、人生の中で失敗や後悔はつきものです。失敗や挫折を経験せずに人生を終える人はいません。そう考えると、失敗から学ぶ必要があります。また失敗を恐れて、チャレンジしなかったことが、年老いてから最も多い後悔だということです。その時には、新しいことにチャレンジする気力・体力が残っていないと思っているからです。(これも思い込みではありますが…)

子供がナイフでケガをすることは、親にとっては心配の種でしょうが、子供にとっては良い体験かもしれません。

心配に影響された人生はどうなるか?

子供は親の意識を受け入れ易いので、心配症の親に育てられた子供は、保守的で新しいことに反対する傾向が生まれ易いでしょう。あるいは他人の意見に依存する傾向が生まれます。自分だけが人と違っていると不安になるのです。また、発想の範囲が狭くなります。これらは、成功することを邪魔する思考/感情です。

私は、心配症の母親を持っていて、子供のころよく干渉を受けていました。厄介なことに母親は頑固で自分の意見を譲らないし、感情を揺さぶって人をコントロールしようとしました。自分では、そんなことをされるのは嫌だと思っていたのですが…大人になって、管理職になった時に、部下のチャレンジを無意識でストップしていることに気づいたのです。それに気づいた時は自分でもびっくりです。

35歳の時にヒプノセラピスト(催眠療法士)の資格をとる際に心理学の勉強をし、無意識の力が意識の力より非常に大きく(7~8倍)無意識に刷り込まれたことが自分の行動に大きな影響を与えていること知り、実感として納得しました。

自由になるために!

自由になるためのステップがあります。

  1. 気づくこと…自分がどんな無意識の行動をとっているか知ること
  2. その原因を知ること…原因を知ることは納得感につながり癒されます
  3. Vortexの中に入ること…気分の良い感情にいることで、過去の影響を受けなくなります

1については、最近はやりのマインドフルネス瞑想が良いかもしれません。

2、3については、ヒプノセラピーでは退行催眠で感情の解放を行うのですが、今あえてそういうアプローチをとる必要はないのではないかと思っています。

心配性の人は概して、よく考える習慣を持っています。考えるから「今ここ」から離れて先のことを考え、心配を持ってしまうわけですね。

ですから、考えるのをやめる⇒心で感じる ことを増やしていけば、段々楽になっていきます。

もう一度、Vortexの中にいる時の感情を確認しましょう。

感情の22段階(1~7) in Vortex
1.喜び/知恵/溢れる活力/自由/愛/感謝
2.情熱
3.興奮/没頭/幸福感
4.ポジティブな期待
5.楽観
6.希望
7.満足

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