糖質制限にあらず!
ケトン体は、脂肪が分解してできるエネルギー源です。
人間のエネルギー源の第一は糖質(ブドウ糖、果糖など)です。
炭水化物(ごはん、パン、パスタなど)を食べると、
すぐに筋肉や脳を動かすエネルギーになります。
ここで余ったエネルギーは脂肪として蓄えられます。
脂肪をケトン体に変えてエネルギーにするのは、
第2のエネルギー源です。
糖質が枯渇すると、人間は脂肪をケトン体に変え始めます。
だから糖質制限すると痩せやすいと思われているのですが、
痩せたと思って、糖質を取り始めると、リバウンドしやすいのです。
まずケトン体質にして、
それを習慣化するのがケトン体ダイエットの本質です。
まず、体験結果(61歳8か月~)をお見せします。
ケトン体質になるためには!
アメリカの研究では、ケトン体質になる食事基準は
脂質から摂取カロリーの75%を摂ります。
糖質は5%、残りはタンパク質です。
カロリー制限は必要ありません。
ですから、1日2000kcal(事務職)摂取するとして
計算してみると
カロリー〔kcal〕 | 重さ(g) | |
全摂取量 | 2000 | ー |
脂質 | 1500 | 167 |
タンパク質 | 400 | 100 |
糖質(炭水化物) | 100 | 25 |
これって、結構大変だと思いませんか?
炭水化物は、ご飯でいうと軽く1膳分です。
炭水化物って、知らず知らずに入っているものです。
例えば、カレールーとか、芋とか、干しブドウとか、
ですから、これらのものはカットします。
カロリーの75%を脂質で摂取するのも
よく考えなければなりません。
良質の脂質を摂らないといけないです。
DHAのサプリばっかり摂って生活できないので、
食品を探しました。
ナッツ類はこの目的に合っていました。
栄養成分表を見てください。
100g当たり | くるみ | カシューナッツ | アーモンド |
エネルギー〔kcal〕 | 654kcal | 629kcal | 659kcal |
脂質(含有量/カロリー比) | 65.2g/90% | 49.4g/70.1% | 55.4g/75.6% |
タンパク質(含有量/カロリー比) | 15.2g/9% | 20.2g/12.8% | 25.1g/15.2% |
糖質(含有量/カロリー比) | 7.0g/4% | 26.0g/16.5% | 15.1g/9.1% |
※出典は商品表示による
これらのナッツを混ぜて、100gくらい摂ると、
ちょうど1食分のカロリーに相当します。
脂身の多い肉はOKです。
但し、カロリー過多にならないように!
バターコーヒーも腹持ちが良くてお勧めです。
人間に必要な栄養!
このようなダイエットをすると、
栄養の偏りが心配ですよね。
脂質、タンパク質、糖質の主栄養素意外に、
ビタミンやミネラルなど微量栄養素が必要です。
人間には90種以上の栄養素が必要だと言われています。
胎盤を作る際にミネラルが重要だと言いました。
そのために、このようなドリンクサプリを飲んでました。
これは、1日25ccで人間に必要な栄養素を
すべてを摂れるドリンクです。
これのおかげで、健康に体重を減らすことができました。
ケトン体ダイエットは、リバウンドが少ないことも
特徴の一つとして、上げられると思います。
その後、少し筋肉をつけるトレーニングを
したので、体重が増えましたが、体形は維持しています。
まじめに取り組もうとする方の
参考になればと思います。
☟漫画なので読みやすい入門書です。